PowerBook100 (二号機)復活す!
PowerBook100(二号機)のマザーボードに貼ってあるコンデンサーのうち、50V1μFのモノに関しては、手持ちのパーツが無いため、とりあえず保留状態にしてあった。
暇が出来たので、コンデンサー(というより腐ったハンダ)の除去だけやっておこうと思い、作業を済ませた。
ハンダ吸い取り線がイベント中のバケツのような勢いで無くなっていく。
黙々と作業をすること1時間半、パターンの上のハンダの掃除も終わったので、風呂に入ってくることにした。
ここで何を思ったか、組み立てて電源を入れるという謎の行動をとってしまったのである。
ところが、まるで完璧に修復されたかのように起動しはじめるPowerBook100。
電源をブツ切り(というかACアダプタすぽーん)するためHDDは外してあったのでフロッピーマークが出たが、ついに念願の起動するPowerBook100を手に入れたのである…
まだ液晶の偏光版の交換が残ってるが。
一応起動はしたが、何に使われているかわからないため、部品が手に入り次第50V1μFのコンデンサーを付けたい。
今までSadMacが出るようになった原因は結局わからないままだが、まあ漏れた電解液でショートでもしたんじゃなかろうかな…
それはそうと、古いSTN液晶によくある、エッジ部分にゴーストのようなものが発生する現象、PowerBook100では起きてなかったのだが、液晶部のコンデンサーも交換しているので、ひょっとするとこの現象の原因もコンデンサーなのではないかという気がする。
STN液晶はどれもこれも例外なくもう古いよというツッコミは勘弁。
とりあえず今まででわかったこと
中央のデカいコンデンサー二つと100μFクラスのコンデンサーが電源周り、
トラックボールコネクタと液晶コネクタ付近の16V10μFがディスプレイ周り(この辺が腐ると液晶に画像が出なくなる)
インタラプトスイッチ、キーボードコネクタ、トラックボールコネクタ周りの50V1μF
用途不明。
液晶横の8つは交換するとゴーストが出なくなる?
さて次は地獄の糊はがしか…