オールドPC沼:入口

Mac、98、Dos/V(あえてこの書き方)等のオールドPCを愛でる人のブログ。

FM TOWNS大地に立つ

マザボを丸洗いしたけど起動しなかったタウンズを、ようやく起動出来るところまで持ってくることが出来た。

 

故障原因は電源のコンデンサ液漏れ。

 

一カ所のショップで必要なコンデンサが揃う場所がなく、複数に分けて購入した。

 

到着後、コンデンサの張り替えをしたが、ひときわ大量に液が漏れたとおぼしきコンデンサの隣の抵抗が切れている事を発見。

 

抵抗一本を買うのは憚られるため、アマゾンでいつか使うからとセット品を購入。

 

結局電源が直るまで一週間かかった。

電源をバラした時点で抵抗が切れてることに気がついていれば…

 

電源の修理が終わった状態で仮組みし、通電確認をしてみたところ、無事起動画面の犬を拝むことが出来た。

 

電源が修理出来たので、マザボとサブボード、ライザーのコンデンサ交換も行った。

 

見た目ではそれほど漏らしているように見えなかったが、実際にはほぼすべてのコンデンサが大なり小なり漏らしている状態。

これで一応起動画面が出るのが不思議である。

ディスプレイコネクタの近くの470μF6.3はかなりたくさん漏らしたようで、ハンダが全く溶けず、スルーホールを抜いてしまった。

 

幸いごんぶとなパターンで近くの部品に接続されていたため、ビニール線でつなげて修復出来た。

 

コンデンサの交換後、もう一度電源を入れてみたところ、正常に起動する事を確認出来た。

あとはCDドライブとFDDで完全復活だ。

 

昔、ゴミ箱から拾ってきたタウンズ用DOSがあるので、とりあえずFDDからやっつけることにする。

 

今は外付けのSCSI CDドライブから起動出来るソフトが公開されているので、内蔵ドライブで起動する事を諦めれば、とりあえず動かすことは出来るようにはなった。

 

昔のゲームを実機で遊ぶというよりは、古いハードの動態保存が目的でレトロPCを集めているので、出来ればFDDとCDも動かせるようにはしたいところ。

 

修理マニュアルによると、CDドライブもなかなかに大変そうなのであるが…