オールドPC沼:入口

Mac、98、Dos/V(あえてこの書き方)等のオールドPCを愛でる人のブログ。

レトロ機のめぼしいのを集めきった

FM TOWNSはCDのコンデンサを交換、緊急起動用ディスクから起動出来る事を確認した。

OSがHDDにインストールされた最小構成のものしかないので、音楽CDすら再生できない。

よって音が出るかは確認出来ていない。

キーボードはFM-R用のを借りてきて一応入力できた。(現在返却済み)

直ったと思うことにする。

 

その後、オンゲーのマッチング待ち中、フリマアプリで見つけた箱付きのX1TurboZを即決したり、FMTOWNSの兄貴、FM77AVをフリマアプリで買ったりして、国産のそれなりに売れた独自規格PCのめぼしいのをコンプリートする事が出来た。

シャープのMZが入ってないが、X1で兼用と言うことで(ファンの耳に入ったらガッツリ怒られそうだ)

 

X1は冗談のような数の電コンを全交換し、現在ビデオ出力機能以外は正常動作する状態になっている。

ついでに本体側から制御が出来るという珍しいデータレコーダーも購入してみた。

一応データの読み書きが出来る(これまたコンデンサの交換済み)が、ボーレートがLOWの状態にしておかないと読み込みが出来ない。

後から知った事なのだが、データレコーダーにはノーマルテープを使わなければならないらしい。

ちょっとでも性能が高い方がよいだろうと思い、ハイポジを入れたのが悪かったのかもしれない。

たまたま手に取ったテープがハイポジだっただけのことなのだが。

 

X1は、箱、説明書、システムディスク、キーボード、拡張メモリが全部付いてるという掘り出し物であった。外装の状態はそこそこ、であったが、フロントカバーを洗うためにマジックリンをぶっかけたところ、スイッチカバーの裏側の注意書きが剥がれてしまった。機会があればスキャナーなどを駆使して復活させたいが当分は無理だろうか。

 

FM77AVは現在三枚おろしで放置中。

到着直後にオークションで上位モデルが出品され、そちらも購入してしまったのはいいが、上位モデルの方はコンデンサを全部交換しても起動しない。

電源は入るが、BASICが起動せず点滅カーソルが表示されるという状態になる。

マザボに液漏れなどのわかりやすい損傷はないため、チップ類のどれかが故障しているのだろう。

どれが故障しているかを判別する方法がないため保留中である。

また、キーボードを、ネット上で見つけたコンバーターで代用するつもりだったが、設計者曰く、たいして難しい回路ではないということなのにバッチリ組み立てに失敗してしまい、FM77では文字入力が出来ない状態である。

AVは外装がボロボロだったが、コンデンサなどの交換を一切していないのに、今のところ電源は入り、BASICも起動する。

後継機種(FM77AV40EX)の方は比較的綺麗だったが、電源スイッチに何かをぶつけたのか、スイッチが破損していた。

オークションで使えそうなスイッチを買ったが、ちょっとの差で電源ユニットのケースに収まらず、77AVにあてがい、77AVのスイッチを40EXに回すことで解決した。

 

キーボード変換アダプタはもう一度回路を見直してみるが、既製品のコンバーターを買った方が面倒がなくていいような気がしている。

 

ゲームを動かすだけならFM77AVだけで事足りる。ただし、シリアルポートが搭載されていないため、データの移行が面倒なのである。

シリアル拡張カードが簡単に手に入ればいいけど、98以外のレトロ機は拡張カードはほとんど流通していないのだった。