オールドPC沼:入口

Mac、98、Dos/V(あえてこの書き方)等のオールドPCを愛でる人のブログ。

PCエンジンGTリベンジ成功(達成率8割程度)

前回、ディスプレイ制御用のコンデンサーのみ交換し、無事画面が出るようになったPCエンジンGT二号機。(一号機は売却してしまったので実質こっちが今一号機だが)

 

とりあえず動くことはわかったので、残りのコンデンサーを交換してしまうことにした。

ところが、シールド板が外せない。

 

旧一号機は全部取り外して、すべてのコンデンサーを交換したのだが。

 

ある程度やって起動しなかったから、やけっぱちになって無理やりシールド板を除去したのかもしれない。

動くのがわかってしまった為に大胆な行動がとれないでいるというのか…

 

シールド板の下に完全に隠れてしまうコンデンサーは二個ある。

内一つは、存在すらわからないくらい完璧に隠蔽される。

 

とはいえビビってしまってシールド板を外せないため、今回その二個に関しては見て見ぬフリをすることにした。

 

それと、もう二つ、パテのようなもので固められているコンデンサーについても、

基板に瑕を付けずパテを除去する自信がなかったため、手を付けないことに。

 

コンデンサー除去時、うっかりパターンを一か所剥がしてしまったが、幸い回路は切れなかった為、パターンを瞬着で基板に固定。

切れたら切れた時に考えることにする。一本ぐらいならジャンパー線を付けられないこともないだろう。

 

妥協だらけの改装作業を終え、仮組ののちHu-Cardを刺して電源ON。

無事音が出るようになった。

相変わらずIIボタンの連打二段階目が効かないが。

 

シールド板にさえぎられて交換を断念したコンデンサーが悪いのか、それとも剥がれたパターンが切れそうになっているのかは定かではないが、かなり強烈にノイズが乗る。

BGMが鳴ってしまえば気にならなくなるが、ヘッドホンプレイ時にBGMが途切れるとかなり厳しそうだ。

 

まあ電源さえ入ってしまえばこっちのモノという気はするが。

 

ついでにと言ってはナンだが、ゲームギアの方も修理しておいた。

こちらは10年以上前に友人から購入した。

 

購入当初から、音量が変更できないという微妙に不便な故障を抱えていた。

もっともあんな単三電池六本搭載のパワーリストじみたものを持って歩いて遊ぶことはなかったので、実害はなかったのだが…

 

ボリュームのダイヤルをいろんな角度に倒してみると、音が切れたり出たりするため、

ハンダ不良に違いないと思い、コテを温めたついでに可変抵抗の全端子をハンダしなおしてみたところ、無事音量の調整が出来るようになった。

 

折角携帯ゲーム機界の超ド級戦艦・大和武蔵が復活したのだから、外で遊んでみることにし…

しませんネ…重いからね。

 

ちなみに所有してるGGのソフトは、ソニックと魔道物語、それとぷよぷよである。

購入した時にオマケでソフトも付けてくれたのだが、ソニックはディスプレイの応答速度が足りなさ過ぎて、とてもではないがゲームにならない。

もともと海外版のマスターシステム用タイトルだったものを、ハードスペックがほぼ同じことから移植したらしい。

ディスプレイの性能に関して誰も突っ込まなかったのだろうか…

 

ともかく。

 

前回の失敗が無駄にならずに済んでよかった。

 

前のGTは犠牲になったのだ…