Made In Japanは伊達じゃない!
AMAZONで、コンデンサーの容量も測れるというデジタルテスターを買った。
そして温度調整付きハンダごてとコテ先も買った。
今こそPowerBook100と決着をつける時…
某お舟のゲームで、キャラが疲労したため回復中の暇潰しにPowerBook100 二号機の
コンデンサ交換に挑戦してみた次第。
二号機は一号機と違い、液漏れがひどくなる前に前ユーザーがある程度のコンデンサを交換していたようで、購入した時点で起動音は出る状態だった。
ビネガーの偏光板をはがし、偏光板をあてがうも画面には何も表示されず。
マザーボードのどこかが悪いのだろうなとは思っていたが、適当にコンデンサを全交換したものの、ウンとも言わなかったPowerBook100一号機の失敗を引きずっていて、とても交換してみようという気にはならなかった。
テスターの動作テストも兼ねて、マザーボード上のコンデンサの容量を測ってみた。
前ユーザーが交換した物はすべて大体スペック通りの容量を保っていた。
問題はトラックボールコネクタ付近とCPUサブボードの10μF16Vの筒型タイプだ。
この辺は例外なく0を示していて、不調の原因としてはあまりにも有力…
1μF50Vのモノ(リセットスイッチ付近とキーボードコネクタの近くにある)も容量0だった。
10μF16Vは、PCエンジンGTの時に注文した残りがあったので、とりあえずあるものだけ交換してみることにした。
もはや液漏れパターンなど私の敵ではない…
PCエンジンGTは犠牲となったのだ…
交換が終了したあと、ハンダの熱で破壊していないか例のテスターで容量を測ってみた。
結果は7μF…ちょっと目減りした!?
測定誤差だということにして、ディスプレイをつなげて電源ON。
ぴろりろりーという嫌な音が…
偏光板をはがしてある為なにも映らないディスプレイに、先日HP200LXの偏光板を切り出した残りの端切れをあてがってみた。
そこにはSADMACの姿がッ!
やった!やりましたよ!
今まで微動だにしなかったPowerBook100のコントラスト調整ボリュームが機能する!
こんなにうれしいことはない…
世界広しと言えど、SADMACが出て喜んでるヤツはそういないだろうなあ…
今回はパーツの在庫が無くて放置したメモリ周りについてる50V1μFが怪しいので、そのうちそっちも交換してみるつもり。
もしかしたらPowerBook100復活もあるかもしれない。
動作するPowerBook100を手にするのは、Macコレクターの一つの到達点だからな…