オールドPC沼:入口

Mac、98、Dos/V(あえてこの書き方)等のオールドPCを愛でる人のブログ。

Made In Japanは伊達じゃない!

AMAZONで、コンデンサーの容量も測れるというデジタルテスターを買った。

PCエンジンGTコンデンサ交換作業で練度も上がった。

 

そして温度調整付きハンダごてとコテ先も買った。

 

今こそPowerBook100と決着をつける時…

 

某お舟のゲームで、キャラが疲労したため回復中の暇潰しにPowerBook100 二号機の

コンデンサ交換に挑戦してみた次第。

 

二号機は一号機と違い、液漏れがひどくなる前に前ユーザーがある程度のコンデンサを交換していたようで、購入した時点で起動音は出る状態だった。

 

ビネガーの偏光板をはがし、偏光板をあてがうも画面には何も表示されず。

マザーボードのどこかが悪いのだろうなとは思っていたが、適当にコンデンサを全交換したものの、ウンとも言わなかったPowerBook100一号機の失敗を引きずっていて、とても交換してみようという気にはならなかった。

 

テスターの動作テストも兼ねて、マザーボード上のコンデンサの容量を測ってみた。

前ユーザーが交換した物はすべて大体スペック通りの容量を保っていた。

 

問題はトラックボールコネクタ付近とCPUサブボードの10μF16Vの筒型タイプだ。

この辺は例外なく0を示していて、不調の原因としてはあまりにも有力…

1μF50Vのモノ(リセットスイッチ付近とキーボードコネクタの近くにある)も容量0だった。

10μF16Vは、PCエンジンGTの時に注文した残りがあったので、とりあえずあるものだけ交換してみることにした。

 

もはや液漏れパターンなど私の敵ではない…

PCエンジンGTは犠牲となったのだ…

 

交換が終了したあと、ハンダの熱で破壊していないか例のテスターで容量を測ってみた。

結果は7μF…ちょっと目減りした!?

 

測定誤差だということにして、ディスプレイをつなげて電源ON。

ろりろりーという嫌な音が…

偏光板をはがしてある為なにも映らないディスプレイに、先日HP200LXの偏光板を切り出した残りの端切れをあてがってみた。

 

そこにはSADMACの姿がッ!

 

やった!やりましたよ!

今まで微動だにしなかったPowerBook100のコントラスト調整ボリュームが機能する!

こんなにうれしいことはない…

 

世界広しと言えど、SADMACが出て喜んでるヤツはそういないだろうなあ…

 

今回はパーツの在庫が無くて放置したメモリ周りについてる50V1μFが怪しいので、そのうちそっちも交換してみるつもり。

もしかしたらPowerBook100復活もあるかもしれない。

 

動作するPowerBook100を手にするのは、Macコレクターの一つの到達点だからな…