ゲーミングPC(98DOSゲー専用)あらわる
ある日スマホのオークションアプリを眺めていると、PC-9821 Na13が出品されているのを発見する。
アプリはサジェスト機能で、ウォッチに入れてる商品やクリックした履歴から、あえて検索したりしない商品を勧めてくれるので、思わぬ出会いがあるのがいい。
ただし敏感すぎるのが玉にきず。
タイトルにはNa13とだけ書かれていたが、画面写真を見てそれがレアな方のC10であることを確信したので、ウォッチリストへ。
終了ギリギリで入札しておいたら、相場よりかなり安く買えた。
勿論不動ジャンクだけど。
Na13の不動の原因と言えば、下基板のコンデンサ液漏れだろうと思い、到着後コンデンサを交換してみるも、予想に反して起動せず。
下基板はシリーズ内で共有の為、Na12から部品取り。
今度は起動するだろう、と思いきや、ピポ音はすれど画面が見えず。
目を凝らしてみると、うっすら文字が見える為、バックライトも切れているようだ。
ディスプレイパネルの型番をググってみたところ、Nb7と共有らしい。
さっそく押し入れからNb7を取り出し分解。
パネルを移植し、こんどこそ、こんどこそは起動するだろう!
からのバックライト点灯せず。
バックライトが切れているのではなく、インバーター基板が不調なようだ。
インバーター基板はNa13やNb7とは互換性がなく、交換はできない。
修理法がないか調べてみると、ヒューズ切れで動かなくなることが多いらしい。
しかしどれがヒューズかわからないため、それっぽいパーツにテスターを当てて抵抗値を調べてみたところ、明度調整ボリュームのそばにある黄色い部品が絶縁状態だった。
Na12のインバーター基板にくっついてる同じ色と形のパーツを測ってみると導通状態だったので、ヒューズに違いないと思いハンダごてで外して移植してみた。
ようやくNa13/C10の画面を拝むことが出来た…
ちなみに元から付いてたディスプレイは、バックライトが切れてはいなかったが、見た目よりビネガーが進行しており、全く使用に耐えない状態。
偏光板を交換してしまえば、部品を取られたNb7を復活させることはできる。
出来るけど当分後回しだな。
山積みになったPowerBook180cや150を先に片づけないと…