オールドPC沼:入口

Mac、98、Dos/V(あえてこの書き方)等のオールドPCを愛でる人のブログ。

ニコイチという敗北

マザーボードの修理に失敗し、起動しないまま放置されていた9821Nx、結局部品取り用にもう一台ジャンク品を落札してしまった。

電源サブ基板のコンデンサが妙な付き方をしていたので、本来の姿がどうなのか気になったのもある。

 

到着した二台目を分解してみると、電源サブ基板の左下についているコンデンサのー端子が接続されている場所が一台目と異なっていた。

見た感じ、一台目は液漏れでー側の足が折れてしまったなどして、どうしようもなくなったことから、とりあえず何とかしようとしたのではなかろうかと思われる。

 

これ以上は30本以上の接点がすべてハンダ付けされている電源サブ基板を外して、裏側から観察してみないとわからない為、追及しないことにする。

でないと電動ハンダ吸い取り機などを買ってしまいかねない…

 

二号機は、液晶が酸っぱくなっている以外、とりあえずピポってDOSが起動する事はわかっていたので、電源基板を含むマザーボード下半分を一号機に組み込んでみた。

 

一号機は液晶が無事なものの、バックライトがかなり劣化しており昔の液晶のように黄色くなっていた。

また、キーを押すと、CapsとカナとNumのインジケーターがすべてONになり、以降キー入力を受け付けないという現象が発生した。

 

外見の綺麗なパーツを集めて一台にまとめようとおもい、分解を進めていたが、液晶からケーブルを抜く際にコネクタを破壊してしまい、二台分のパーツがそろわなくなってしまった。

あわよくば一号機の基板を直して二台体制に(二台あって何をするかは一切不明である)しようかと思っていたが、その目論見は潰えることとなった…

 

錆びた鉄板を取り換えたり、キーボードのフィルムケーブルを拭いたりして組み立ててみると、キーボードの謎挙動は(とりあえずは)発生しなくなった。

バックライトは若干暗めだが、二号機のライトはあまり酷使されていなかったようで十分白さを保っていた。

 

使えないFDDが二台ほど溜まってしまったが、98のFDDをいじるのはもうイヤです…

 

で、9821Nxがようやく復活したというところで、今週のやっちまったシリーズ

「Yahooオークションアプリがサジェストで勧めてきたからとりあえずウォッチ入れておいて、まあ買えないだろうと適当な額を入札して置いたら普通に買えてしまった」物件、PowerBookジャンク品9台セットが着弾したのである…

 

部屋んなかMac(と取り外した液漏れニッケル水素バッテリー)まみれでござる…