ついに伝説の武器を手に入れた
1月に、向こう二ヶ月分の自由になる金全部と引き替えにして買ったとある品。
そのマイナスがようやく埋まったので、ずっと前から欲しかった究極の工具を買うことにした。
レトロパソコンの修理をする者にとっては最終兵器と言ってもいい、電動半田吸い取り機。
ハッコーとグットツールの二社から似たような価格、スペックの製品が発売されてるが、ネット上のレビューでグットの方は仕様が古いと書かれていたため、ハッコーのFR301をアマゾンで購入した。
近くのホームセンターで消耗品を扱ってないので、どちらを買っても大差はないように思うけど。
到着後、練習にPC-9821 Nxの二階建て電源基板を取り外そうとしてみたが、使い方がよく分かっておらず失敗。
一度失敗したら、再度ハンダを盛ってからでなければ吸い取りは出来ない仕組みなので、後回しにした。
その次に、回転ロゴが出ないメガCDの下基板。
コンデンサーは、足を曲げて取り付けてあるタイプだったが、ノズルを当ててから、足が動くことを確認してからトリガーを引くのを意識してやると、うまい具合に吸える事がわかった。
半田吸い取り機を買う前に、メガCDと同じくコンデンサの足を曲げて半田付けしてあるFS-A1STの基板のコンデンサを交換したときは、コンデンサーの足を切って、残った足を半田ごてで加熱しながら磁石で吸って抜き取り、ハンダがスルーホールに残らないようにスッポンで吸うという作業を50本分やってたので、もっと早く手に入れておけばよかったという感想しかない。
まだ交換用コンデンサーを用意してないので手は付けられないが、そのうちFM音源の音が割れるようになってしまったPC-9821 Apの修理をしたい。
電源から12Vが出てないので、たぶんそれが原因だと思う。
HDDもスピンアップしないし。
98が終わったら、FS-A1GTのコンデンサ全交換もしたい。