オールドPC沼:入口

Mac、98、Dos/V(あえてこの書き方)等のオールドPCを愛でる人のブログ。

貧者のMate-R

98ノートのめぼしいのはだいたい手に入れてしまい、煮詰まってきた98収集。

しかし98コレクターの端くれでありながら、PentiumPro系列のCPUを搭載した

マシンを持っていないのは格好がつかないだろう、と思い一台くらい手に入れておくことにした。

 

とはいえ、デスクトップタイプのRa系は置く場所が無い。

幸い、タワー型なら一台は収納場所がある為、PentiumIIかPro搭載のタワーを探してみることにした…

 

しばらくオークションをウォッチしてみるが全く出品されず、されたかと思うと目玉が飛び出そうな値段で落札されていく。

RvIIが6万円で即決されてた時はさすがに変な笑いが出た。

 

ところが、ある日出品されていた、St15というモデルは、PentiumPRO搭載でありながら、全く値段が上がらない。

PenitumProならもういいや!と入札しておいたら、RvIIの1割程度の金額で買えてしまった。

 

誰も欲しがらないということは…

 

地雷の予感。

 

到着後、梱包をとくと真っ先に強烈なヤニ臭が。

とりあえず起動させてみたところ、POSTは完了した。

HDDは調子が悪いようで、OSが起動途中で落ちた。

予め調べてあった情報では、プリインストールOSはWindowsNT 3.51のようなのだが、

購入したPCにはWin95がインストールされていた。

 

ともかく、起動する事はわかった為、電源を落とし、次の日に分解掃除を行った。

 

マザーボードはほぼ側面全体と同じ大きさでありながら、メモリスロットはサブ基板の上。

Intelロゴの付いたチップが大量に乗っていて、チップセットが本当にチップセットだった時代の最後の製品かもしれない。

 

組み立てた後、再度電源を入れると、エラーが出て起動しなくなってしまったが、

メモリ周りのエラーのようなので、サブ基板を抜いて差しなおしたら復活。

 

OSをインストールするために起動フロッピーを入れたが、CDドライブを認識しない。

 

手元の起動ディスクは、Windows98で作れる起動ディスクから、ATAPI以外のCDドライバを取ったものなのだが、このマシンのCD-ROMドライブはSCSIなのである。

 

そういえば起動時のメニューでSt15って名前を見たような気がするな…

 

フロッピーを作るための98を用意するのが面倒なので、次にやる気が出来た時にOSをインストールするつもり。

 

相場がくっそ安かったので、デスクトップのRaは置く場所が無くて買えないけど、PentiumProの98が欲しい人にはおすすm…

 

100歩くらい譲らないとオススメできないなあ…

 

そもそも全然タマが出てこないし。

 

マザーボードが鉄板に固定してあって、鉄板ごと側面からはめ込むスタイルになってるんだけど、鉄板が入ってる分めちゃくちゃ重い。

マザボをいったん外さないと、CPUをほとんどいじれないし、CPUの上にシャドーベイがあるし、CDドライブはSCSIだし、IDEのポートが一個しかないし、オススメ出来る要素なんてどこにもなかった…

 

起動フロッピーを作らないままでいたら、勢いで押し入れの中に突っ込んでしまったので、下手したら永久に出てこないかもしれない。

 

Dosゲー機としてならApがあるし…